2022-2023年度 会長 兼子勝美

「ロータリーの本質を見直そう」
ロータリーを知らない人がいます。
中には「金持ちが昼食会をしている」という人がいます。
ロータリークラブはこれでいいのでしょうか。
私達は高い倫理観を持って自身の生業を基盤に活動する、世界で唯一職業奉仕を掲げる国際奉仕団体です。
私達は形だけでなく本質でロータリーを見直して、どの様な「楽しさ」あるいは「有意義さ」を作り上げる事が出来るかを考え、行動し、伝えなければなりません。
ロータリーは楽しくてなおかつ奉仕と自己の研鑽もでき、自身の生業にもまた応用できるメリットがあると知ってもらえば、仲間がどんどん増えていき、若い人達にもロータリーは相当魅力的な奉仕団体だと認識してもらえると思います。
「会員増強」
会員増強といっても掛け声だけでは、人は集まりません。
「こういう事をおこなっています」「こういう効果がありました」だから皆さんも協力して下さいという言い方をすれば「おーなるほど」となると思います。
「公共イメージの向上」
いろいろな活動を自慢しないという控え目な部分がロータリーの特徴であると思いますが、いかにロータリー活動を皆さんに理解してもらって協力を得るか、メンバーシップを増やすかを考えてまいります。
「SDGs時代のロータリークラブ」
2030年までの達成目標を掲げているにもかかわらず、世界は自国中心になって自由貿易体制も崩れ、各国のリーダーがわがままに動くような時代になってきました。
今こそ私達がロールモデルとなって人の心を動かす時だと思います。
皆さんが私達のクラブから「社会を変える力をだそうぜ!」との意識で17のゴールに向けた行動を起こす時です。
「学校教育とスポーツとクオリティオブライフ」
学校教育について、よく話題となりますが、教育制度が充実した社会では引退後の人生に学歴はほとんど関係無く、むしろどういう生き方をするかが重要だと言われます。
それは学歴や資格とは違い、本当の意味で色々な知識や能力を身につけて自分の生き方にすることで高いクオリティオブライフを実現することです。
それには、学校教育とスポーツによる教育が、バランスするのが必要なんだろうと思います。
「三つのF」
長年私は野球というスポーツに携わりスポーツ以外にも「三つのF」が大切だと思います。
一つ目は「Fair playフェアプレイ」
スポーツにはルールがありルールを外してはいけない。
二つ目は「Fighting spiritファイティングスピリット」やる気になり勝とうと思い全力を尽くす。この魂がなければスポーツは成立しない。
三つ目は「Friendshipフレンドシップ」
友情、敵味方は無く皆友達です。
人生どんな事があっても自分はより良い一生を築くために、どの様に一生懸命働くか、どのように収入を得るか、誰と一緒に協力して何をするのか、という事であります。
ロータリーにも、個人のクオリティオブライフにも、子供達にも「三つのF」が大切だと思います。
そして、当クラブにおいて皆さんにロータリアンとして「守って欲しい二つのルール」をお願いしたいと思います。
1.「ロータリアンはロータリアンを呼び捨てにしない。」
2.「ロータリアンはロータリアンに恥をかかせない。」
当たり前のことですが、ロータリークラブのメンバーは事業所の代表者であり友人でもありますので宜しくお願い致します。
2022ー2023年度会長という大役をお受けし、コロナ禍の予測できない環境の中、持続可能な豊田西ロータリークラブの運営に身を奉げ、一生懸命努力する所存です。
会員皆様のご協力をお願い申し上げます。